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テニス肘(上腕骨外側上顆炎) | 船橋市で根本治療が得意な接骨院・整骨院 | ラポール鍼灸接骨院

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テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の症状とは?

上記のようなお悩みを抱えている方はテニス肘(上腕骨外側上顆炎)の症状を患っている可能性が高いと判断できます。当院(ラポール鍼灸接骨院)は船橋市のJR総武線船橋駅近くにある地域最大規模の鍼灸・接骨院です。地域で一番おすすめの接骨院、日本で一番患者さんに寄り添う接骨院を目指しています。テニス肘(上腕骨外側上顆炎)でお困りの患者さんも多く来院され、多数の治療実績があります。より早く痛みを改善されたい方や、病院や他の接骨院で治療しているがなかなか改善しない方はぜひ当院にご相談下さい。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の症状を詳しく解説

上腕骨外側上顆炎とは、肘の外側の部分が手の使い過ぎなどによって痛みが起こる病気です。 上記写真の『×印』の部分に痛みを覚えます。(※×印の部分を上腕骨外側上顆と言います。) この部分には前腕伸筋群と呼ばれる指を伸ばしたり、手首を反らす動作で使われる筋肉が付いています。特に短橈側手根伸筋腱(中指を動かす筋肉)や総指伸筋腱(手首を反らせる筋肉)と言う筋肉が問題を起こします。 この筋肉をスポーツや労働 などで使い過ぎることにより上腕骨外側上顆の腱付着部に繰り返しストレスが加わり小さい断裂が発症し治りきらないうちに再度損傷して慢性化するものと考えられています。

★上腕骨外側上顆炎の症状と評価

上腕骨外側上顆炎の具体的な症状は、手ぬぐいやぞうきんを絞る動作や、重たい荷物を上から持ったりすることで痛みが生じます。肘の痛みを訴えることはもちろん、痛くて力が入らないと訴えることが多く見られます。上腕骨外側上顆炎と判断するテスト法に以下の3つがございます。ご自宅でやってみて当てはまる場合は上腕骨外側上顆炎が疑われるので、早めに治療することがオススメです。

①トムゼン(Thomsen)テストといい、手を反らす動作に抵抗を加え肘の痛みが生じるか確認する方法です
②チェアー(Chair)テストといい、上から重たいものを持ち、肘の痛みを確認します
③中指伸展テストといい、中指を伸ばす動作に抵抗を加え、肘の痛みを確認します

★上腕骨外側上顆炎の症状と評価

当院では上記検査以外にもエコー画像の所見なども評価し総合的に上腕骨外側上顆炎かどうかを判断します。上腕骨外側上顆炎のエコーの画像はこのように写ります。

左が患側(上腕骨外側上顆炎が起きている側)、右が健側(正常な方)で黄色く囲んである部分が上腕骨外側上顆に付着する腱です。測ると右が0.57cm、左が0.47cmとなっており患側側が健側に比較し厚みが増しているのがわかります。また患側側では赤矢印の部分が黒くなっており(低エコー)これは短橈側手根伸筋腱の変性、断裂を意味すると考えられております。当院では詳細な問診(スポーツ活動や利き手・非利き手、過去の治療歴、糖尿病の有無など)と身体初見、エコー検査などを用いて重症度などを判断しています。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の原因

【原因①】使い過ぎ

上述したとおり指を伸ばす、手首を反らす動作の繰り返しによって発生します。

【原因②】手の間違った使い方

パソコンを使う際に手首の反りが大きい、ゴルフのボールを打つ瞬間に手首が曲がっているなど
手に負担がかかる動作は外側上顆へのストレスを増やします。

【原因➂】筋力低下&筋肉の固さ

筋力が低下していたり、筋肉が固く伸びにくいと、手を動かした際に外側上顆へのストレスが増えます。

【原因④】姿勢や肘関節以外の関節の問題

猫背や肩関節の硬さ、体幹筋力の低下が肘関節に負担を増強させることが様々な研究から報告されています。

当院でのテニス肘(上腕骨外側上顆炎)の治療方法

一般的に病院ではステロイド注射をされる方も多く見られますが、短期的には即効性があり除痛効果も優れているのですが、高確率で再発をし、繰り返し注射をするうちに効果が減弱し、中・長期的には悪化すると報告されています。また、電気治療やマッサージなどの効果も疑問視されております。 そこで当院では①体外衝撃波治療で患部の傷んでしまった組織を回復させ②全身の関節、筋バランスの調整にて肘に負担をかけない体作りをし。早期回復、再発予防のプログラムを提案しております。

【治療①】対外衝撃波治療

衝撃波を患部(症状が出ている部分)に照射する治療法です。痛みを取り除き、組織の回復を促す効果があります。安全性、除痛効果、組織再生の可能性、ステロイド注射と違い再発しにくいという点でとても優れた治療法と言えます。 当院では上腕骨外側上顆炎の患者さんには一週間に一回を合計5回体外衝撃波治療を受けてもらい効果判定をしています。 体外衝撃波治療について詳しく知りたい方はこちらページをお読みください。

体外衝撃波単独で治療するのではなく、使い方の是正、デスクワーク時のタイピングの手首の位置や、テニスやゴルフでの使い方なども修正していきます。テニス・ゴルフをやっている方に向けた上腕骨外側上顆炎対策の一例を紹介します。

【テニス】バックハンドストロークの際、片手を添える

バックハンドストロークの際、上腕骨外側上顆には大きな負担がかかります。 上腕骨外側上顆への負担を減らすために、バックハンドストロークでは手を重ねることをオススメします。

【ゴルフ】手首を真っ直ぐにする

ゴルフのダウンスイング~インパクト(ボールを打つ瞬間)に手首が曲がっていると、上腕骨外側上顆に大きな負担がかかります。ボールを打つ瞬間に手首が曲がらないようにしましょう

【治療&予防で行う前腕伸筋群のストレッチ】

①手の平を下に向けます
②反対の手でストレッチする側の手首を曲げます
③赤線の部分に伸びている感じがあればストレッチ出来ています
このストレッチを痛みが出ない範囲で1日あたり30秒を3セット目安で行います。

【治療&予防で行う前腕伸筋群の遠心性収縮訓練】

①肘を伸ばし手首を真っ直ぐにします
②肘を伸ばしたまま手首を反らします
③ゆっくりと手首を曲げていきます
これを痛みが強くならない範囲で1日あたり10~15回を3セット目安で行います。

体幹筋力なども外側上顆炎の発症に関係していることが多いのでそちらも評価し治療していきます。

【評価】

【治療】

【患者様改善例①】どこに行っても治らなかったゴルフをする際の右肘外側の痛みが改善!

62歳 男性 ゴルフをする際の右肘外側の痛みで来院されました。長い間ゴルフをされており、今でも週に3回ゴルフをしているそうです。数年右肘外側の痛みに悩まされ、痛くなったらステロイド注射を打ってもらっていたが、徐々に注射が効かなくなり、ゴルフの際に痛みで思うようなプレーができないとのお悩みでご来院されました。痛みを表す指標であるNRS(最も痛いを10で表し、痛みがないを0と表ます)は10段階中8でした。

来院時のエコー画像です。右患側(痛い側)0.79cm、左健側(痛くない側)0.64cmと健側と比較すると肥厚していることがわかります。また、右上腕骨外側上顆の腱付着部は骨が尖っているように見え(骨棘、青矢印)腱の患側と比較すると黒が混ざったような画像(低エコー、赤矢印)も見られ、腱の変性が疑われます。 今までの治療歴と身体初見、エコー評価から難治性の外側上顆炎が疑われました。 治療は一週間に1回来院した際に体外衝撃波を行い、ストレッチと遠心性収縮訓練をしました。 1クール(5回の体外衝撃波)後、NRS8→NRS4ー5になりましたが、ゴルフのプレーの際は痛みが残存しているため2クールを行うことにしました。 2クール後、NRS4ー5→NRS0になりゴルフも問題なくプレーできるようになったため、ご自分でストレッチと遠心性収縮訓練を継続するように伝え治療を終了することとしました。

治療後のエコー画像です。 患側0.79cmだったものが0.55cmになっており、腱付着部の低エコーも改善しているように見えます。

【患者様改善例②】なかなか治らなかったテニスをする際の左肘外側の痛みが改善!

54歳 女性 テニスをする時の左肘外側の痛みで来院されました。

 

初診時のエコー画像です。 左患側(痛い側)0.42cm、右健側(痛くない側)0.35cmと健側と比較すると少し腫れているのがわかります。また、左上腕骨外側上顆の腱付着部は骨が尖っているように見え(骨棘)腱の患側と比較すると矢印の部分には黒が混ざったような画像(低エコー)も見られます。この患者さんは発症から時間の経過があまり経っていないことと、血流をみるエコー画像で新生血管の増殖が見られたため、低エコー領域は炎症ではないかと予測しました。

治療は一週間に1度の来院時に体外衝撃波と、テニスフォーム指導とストレッチをするようにしました。 体外衝撃波1クール(5回)の治療で肘の痛みが無くなり、テニスのプレーも問題なくなったので、遠心性収縮訓練の指導をし、治療終了としました。

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